今回は、その時のことなどについて書きたいと思います。
認定電気工事従事者とは?
最大電力500kW未満の需要設備(「自家用電気工作物」という。)のうち、電圧600V以下で使用する電気工作物の工事(電線路に係るものを除く。「簡易電気工事」という。)に従事できる者のことです。
認定電気工事従事者になれるもの
- 第一種電気工事士試験合格者
- 第二種電気工事士免状取得後、電気工事に関し3年以上の実務経験を有する者
- 電気主任技術者免状取得後、電気工作物の工事、維持又は運用に関し3年以上の実務経験を有する者
- 第二種電気工事士免状の交付を受けている者又は電気主任技術者免状の交付を受けている者で認定電気工事従事者認定講習を修了した者
認定電気工事従事者認定講習とは?
実務経験を有しない第二種電気工事士免状の交付を受けている者又は電気主任技術者免状の交付を受けている者が、(一社)電気工事技術講習センター様が実施する認定電気工事従事者認定講習を受講し、その講習修了証等を添えて、住所地を管轄する産業保安監督部に認定申請及び交付申請することにより、認定証が交付されます。
カリキュラムは下記のとおりです。
第1編 配線器具並びに電気工事用の材料及び工具(1時間30分)
第2編 電気工事の施工方法(1時間30分)
第3編 自家用電気工作物の検査方法(2時間)
第4編 自家用電気工作物の保安に関する法令(1時間)
日程
9:00 受付
9:30~16:40(昼休み50分) 講習
16:40 認定証交付申請手続きに関する説明等
受講料
12,500円(税込、テキスト代込)
受講体験談
第二種電気工事士免状所持で実務経験がないので、受講しました。
修了試験はなく、座学のみの講習ですが、パワーポイント等のスライドも無く、ただテキストを読むだけなので、眠気との戦いでした。
内容については、電気技術者であれば役に立つものが多かったような気がします。
認定電気工事従事者認定証申請方法
認定電気工事従事者認定講習修了者の認定証申請に必要なものは下記の通りとなります。
- 収入印紙4700円分
- 認定電気工事従事者認定証交付申請書
- 電気工事士法第4条の2第4項の認定申請書
- 認定講習修了証
- 認定の基準に該当する者であることを証明する書類(第二種電気工事士免状など)
- 住民票等
- 写真(4cm×3cm)
- 返信用封筒(切手は不要)
自分の場合は、北海道産業保安監督部に直接持参して申請しましたが、通常はレターパックか簡易書留で郵送申請される方が多いと思います。
講習修了時、電気工事技術講習センターの係の方が、「今は対面申請は行っておりません。」と言っておりましたが、北海道産業保安監督部に電話して確認したところ、「来所いただいて大丈夫です。」と回答いただいたので、持参しました。
持参した際、係の方から、「1ヶ月以上かかります。」と言われましたが、2週間程度で到着しました。
実際の認定証の写真
以上、参考にしていただければ幸いです。


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