今回は、受験勉強や動機について書いていきたいと思います。
冷凍機械責任者とは?
高圧ガス保安法に規定される、高圧ガス製造保安責任者の資格区分のうちの1つ。
冷凍機械責任者には、第一種、第二種、第三種の区分がある。
- 第一種
全ての製造施設における製造にかかわる保安 - 第二種
1日の冷凍能力が300t未満の製造施設における製造にかかわる保安 - 第三種
1日の冷凍能力が100t未満の製造施設における製造にかかわる保安
受験資格
特になく、誰でも受験可能。
試験科目と問題数
- 法令 20問
- 保安管理技術 15問
科目免除
高圧ガス保安協会が実施する講習を受講し、検定試験に合格(合格点60%)すると、保安管理技術が免除になり、法令のみの受験になる。
合格基準
各科目共に60%以上の正答数で合格となる。
法令 12/20
保安管理技術 9/15
なお、科目合格は無し。
試験の頻度
年1回、11月第2日曜日に行われる。
受験した動機
受験当時、ジョブチェンジを考えており、ビルメンテナンスの仕事に就くのに有利かと思ったので、受験を決めました。
使用した参考書・問題集
参考書についてはこちらのものを使用しました。
リンク
問題集についてはこちらのものを使用しました。
リンク
勉強方法
まず、参考書を眺める程度に1周しました。
タブレットで過去問をやるために、QuizGeneratorの形式に問題を落とし込みました。
テキスト形式で問題を入力することにより、用語を頭に叩き込んでいきました。
試験問題は、毎年問毎に同じ区分の問題が出題されるため、QuizGeneratorの問題も問毎に年度ランダムで出題されるようにし、試験と同じ形式の選択肢もパターンと、完全回答で正解を複数選択させるパターンの2通り作成しました。
あとは、過去問をやる→不正解部分をテキストで確認する、の繰り返しでした。
掛けた期間については、過去問落とし込みを1ヶ月くらいテキスト1周目と並行して行い、後の2ヶ月は1日1時間~2時間くらいで過去問をやり込みました。
この試験の選択肢は、単純に消去法を使用できる方式ではない、および、過去問と全く同じ問題が出ないので、暗記ではなく理解に努めました。
令和5年度より過去9年分の過去問をQuizGeneratorに落とし込んだリンクは以下の通り。
法令(本番形式)
法令(複数選択方式)
保安管理技術(本番形式)
保安管理技術(複数選択形式)
試験について
試験は、高圧ガス保安協会が実施します。
問題について、法令は過去問をやっていれば問題なく正解できそうな感じでしたが、保安管理技術については初見の選択肢が結構あり悩まされました。
問題は持ち帰ることができないので、翌日発表になる正答による自己採点を行うために、自分の回答を暗記して帰宅する必要があります。
以下の表を用いて、暗号化して暗記し、会場を出たとたんに暗号をメモして解読しました。
「12345543211234554321」と回答した場合、「いせのつかいせのつか」と記憶して解読します。
翌日、自己採点したところ、法令 18/20、保安管理技術 13/15と合格点に達していたので、後はマークミスがないことを祈るだけでした。
合格発表
合格発表は、1ヶ月以上後でした。
発表は、15:00過ぎに高圧ガス保安協会のHPにPDFファイルがアップロードされ、試験結果通知は、約3週間後に届きます。
無事合格していました。
免状申請
免状申請は、試験結果通知に必要事項を記入、3.0×2.4の顔写真2枚、3,400円分収入証紙(北海道の場合)を貼付して、高圧ガス保安協会に送付します。
試験結果通知を手元に残したい方は、コピーを取るなどして保存してください。
自分は、合否の部分のみをスキャナーでスキャンして画像として残しました。
免状到着
試験結果通知には申請から受領まで2~4週間かかる旨、記載がありましたが、1週間で到着しました。
動画
以上、参考にしていただけたら幸いです。
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