今回は、第二種電気工事士の技能試験を受験した時のことについて記載したいと思います。
技能試験に向けて準備したもの
工具
基本工具とVVFストリッパーのセットのものを用意しました。リンク
追加で、VVRケーブル被覆剥きおよびゴムブッシングの穴あけ用にケーブルカッターを用意しました。
リンク
便利そうなこのツールも追加で購入しました。
リンク
練習用資材
廃材の廃棄のことを考え、練習3回分のレンタルを選択しました。リンク
出題形式
事前に公表されている13の問題の中から1問出題されます。
基本的に、都道府県ごとで出題される問題は異なりますが、同じ都道府県でも人数の多い都道府県や地域によって日程が違う場合も異なる問題が出題されます。
制限時間は40分で、合格基準は、欠陥なく完成させることです。
公表されている候補問題は、こちらから確認できます。
欠陥等については、こちらから確認できます。
練習方法
練習期間
CBT試験にて、合格内定してから約3か月間練習手順
まず、候補問題13問の複線図を描く練習を3周して、頭に叩き込みました。結果的に、この練習のおかげで、問題作成練習時も本番も複線図を描くことなくできました。
ケーブル切断の練習として、3周分のケーブルを1問ずつに切り分けました。
そのあと、残った端材で被覆剥ぎと輪作りの練習をしました。
1日目:問題→2日目:解体したケーブルで基本練習→3日目:問題・・・のローテで3周して、試験日の1週間前で終わるように計画し、遂行しました。
残りの1週間は、余っているケーブルと相談しながら候補問題13問をもう1周しました.
当然、時間も計測しながら行い、複線図を描かずに最終確認込みでの時間を計測しました。
1周目の平均(25:02)
2周目の平均(20:19)
3周目の平均(18:14)
やればやるほど、手際が良くなっていくのがわかりました。
しかし、あくまで合格するのが目標なので、タイムアタックにならないよう正確さも追い求めていきました。
あと、机が狭いかもという情報があったので、400×600のスペースで練習していました。
試験日前日
自分の試験会場は北海道札幌市。
前日は、北海道の他の地域(旭川・北見・釧路・室蘭・函館)で試験が行われています。
ここで出題された問題をもとに、明日の傾向と対策を練ろうと思い、SNSで出題された問題を調査していました。
出題された問題は、候補問題7。
3路4路3路の問題で、一番手数が多く、受験者には敬遠されている問題であった。
例年、札幌の合格率はその他北海道より低い傾向があり、7番よりも厄介な問題はあの問題なんだろうな?と予測して、翌日の試験に臨みました。
試験当日
試験会場には、9時30分ごろ到着しましたが、10時まで入室できず、冷房もない場所で30分待たされました。
10時になって、試験会場に入ったら、400×600の机が3つ並べられた列が2つ、2つ並べられた列が1つあり、3つ並べられた方は2人で使い、2つのほうは1人で使うようになっていました。
自分は3つ並べられた2人用の席で試験を受けることになりました。
狭いスペースで練習していてよかったと思いました。
時間になり、材料と問題が配られ、確認することになり、見たら、ねじなじ電線管があったので、候補問題11であることがすぐにわかりました。
前日の予想が的中したので、ある意味安心した感じです。
試験開始になり、この問題の一番の落とし穴であるねじ切りを一番最初に行いました。
その後、ゴムブッシングの穴あけ~取り付け、ケーブル切断~器具取付とやっていき、結線も問題なくできました。
念入りに最終確認を行っても10分以上余りました。
黙って周りを見ていたら、斜め前に人が出血して、試験官にガーゼをもらって止血していました。
時間になり、退室票をもらい帰宅しました。
試験後~発表前日
合格発表は約4週間後。
試験後によくある話で、きちんとやった部分でも、なぜか不安になるということがありました。
帰宅後、疲れたのでうたた寝していたら、ランプレセプタクルの結線の白黒を反転した夢を見てしまい、ぎょっとしてすぐ目が覚めました。
これのせいで、発表日まで全然安心できませんでした。
合格発表
合格発表は電気技術者試験センターのホームページにて、発表日の正午より行われました。
案の定、サーバーがパンクしているのか、全然見られませんでしが、ふとした瞬間に見ることができました。
無事合格していました。
うたた寝の夢の件があり、びくついていましたがとても安心しました。
今後の予定
試験結果通知書が届き次第、免状申請を行います。
練習する際に参考にしたもの
ガミデンキちゃんねるさんのYouTube動画を参考にさせていただきました。
下記に再生リストを添付します。
関連動画
以上、参考にしていただけたら幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿