今回は、受験勉強や動機について書いていきたいと思います。
危険物取扱者(甲種)とは
消防法で定められた危険物を取り扱ったり、危険物の取り扱いに立ち会ったりするために必要な国家資格、およびその有資格者のうち、全ての種類の危険物の取扱いと立会いができる資格である。
受験資格
以下の条件に当てはまるもの。
- 大学・短期大学・高等専門学校で化学に関する学科、課程を修了し、卒業した者。
- 大学等で15単位以上化学に関する授業科目を修得したもの。
- 乙種危険物取扱免状を交付された後、危険物製造会社などで2年以上の危険物取扱業務経験を有する者。
- 次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者。
〇第1類又は第6類 〇第2類又は第4類 〇第3類 〇第5類 - 修士・博士の学位を有する者。(化学に関する学科または課程)
試験科目及び問題数
- 危険物に関する法令 15問
- 物理学及び化学 10問
- 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 20問
受験した動機
乙種第4類に合格した際、甲種も大丈夫かもしれないと思ったため、受験に踏み切りました。
なお、工学部応用化学科卒のため、甲種の受験資格はあります。
使用した参考書・問題集
参考書は、以下のものを使用しました。
使用した理由としては、二級ボイラー技士試験終了から甲種危険物取扱者試験まで1か月しかなく、短期決戦に向いていると思ったからです。
リンク
問題集については、過去問の復元率の高い以下のものを使用しました。
リンク
勉強方法
二級ボイラー技士試験終了から甲種危険物取扱者試験まで1か月しかなく、短期決戦になったため、参考書を1周したあとは、ひたすら問題集をこなしました。
問題集のほかには、インターネット上に掲載されていた模擬問題や復元問題もやりました。
下の問題を試験日まで1日2周×20日くらいはやったと思います。
1.法令 出そうな問題
- 問題はランダムで15問出題されます。
- 制限時間は50分(3000秒)です。
- 全問2回ずつ正解すると攻略完了になります。
- 解説はつけておりませんので、各々調べながら学習していただけたら幸いです。
2.物化 出そうな問題
- 問題はランダムで10問出題されます。
- 制限時間は約33分(2000秒)です。
- 全問2回ずつ正解すると攻略完了になります。
- 解説はつけておりませんので、各々調べながら学習していただけたら幸いです。
3.性消 出そうな問題
- 問題はランダムで20問出題されます。
- 制限時間は約67分(4000秒)です。
- 全問2回ずつ正解すると攻略完了になります。
- 解説はつけておりませんので、各々調べながら学習していただけたら幸いです。
試験について
問題集と似たような問題も出ましたが、合っているものをすべて選べ、間違っているものをすべて選べのような問題が多く、結構手こずりました。
時間は2時間半ありますが、確認含めて1時間弱で終えて退室しました。
自信をもって正解だと思われる問題数は以下の通りでした。
- 法令 12/15問(80%)
- 物化 7/10問(70%)
- 性消 14/20問(70%)
合格発表
試験から約3週間後に合格発表がありました。
結果は、消防試験研究センターのホームページにて、合格発表の日の正午に掲載されるので、そちらで確認しました。
無事、合格しました。
予想よりも多く正解していたようです。
合格通知は、合格発表日から3~4日後くらいに郵送されました。
免状申請
新規免状交付になるので、下記の方法にて免状申請を行いました。
- 申請先
・受験した各道府県の消防試験研究センターの支部
・東京都の場合は、中央試験センター - 申請に必要なもの
・免状交付申請書及び試験結果通知書(切り離さないこと)
申請書の太枠内に記入する箇所あり
・既に免状を持っている場合は、交付を受けている免状
・免状の送付用定形封筒
封筒には送付先を記入
434円分の切手を貼る
裏面の下部に受験番号を記入 - 手数料 2,900円(地域によって納付方法が異なる)
自分が受験した都道府県では、収入証紙による納付だったため、申請書裏面の指定箇所に貼りました。
免状到着
申請書類を送付後、約2週間くらいで到着しました。
関連動画
ショート動画
以上、参考にしていただけたら幸いです。
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