ストーン調塗装をした理由
こちらの商品を購入した際、穴が1つ多かったのでプラリペアで塞ぎ、紙やすりで削って、ミッチャクロンマルチで下地処理をし、マットブラックで塗装してみました。そうしたところ、ザラザラのテクスチャーがやすりがけと塗装によって、失ってしまいました。
そこで、チッピング塗装や結晶塗装みたいなものが手軽にできないか、ホームセンターの塗料のコーナーでいろいろ見ていたところ、ストーン調スプレーで何とかできないかと思い、実行に移すことにしました。
(参考)チッピング塗装
ボディカラーに光沢が出ないように仕上げる塗装方法で、「チッピング」とは、車の走行中に跳ねた石などが車体に当たり、塗膜が欠け落ちることを言います。チッピング塗装は元来、この塗膜の欠け落ちによる錆を防ぐために使用される塗装でしたが、最近は、目立つパーツの見栄えを引き立たせることを目的に施される傾向が強くなっています。
質感もあえて光沢の出ないようにマットに仕上げるため、クリアなどの保護塗装は吹き付けず、塗装面の研磨も行わないため、ボコボコ・ザラザラした塗装面のままなので、重厚感を引き出し、独特な存在感を醸し出すようです。
(参考)結晶塗装
ちぢみ塗装とも呼ばれ、塗料を塗った直後は滑らかで艶がありますが、焼き付け乾燥を行うことで塗装表面にたくさんのシワが寄るようにちぢれるのが特徴です。ちぢみ模様の大きさは、塗膜の厚さで決まるようです。
使用した商品
ストーン調スプレーで塗装
手順は以下の通りとなります。- まず、塗装前に脱脂をします。
今回は、中性洗剤で洗浄することで脱脂としました。 - ストーン調スプレーを逆さにし、まず、かくはん球の音がするまで振ります。
かくはん球の音がしたら、さらに約30秒ほど振ります。
こうすることにより、ストーン調を表現する粒が均等になるようです。 - 1回目の塗装。
対象物から35~50cm離して吹き付けます。
吹き付ける際は、一度に厚く塗るのではなく、薄く数回に分けて吹き付けます。 - 乾燥させてから、2回目の塗装。
- さらに乾燥させてから、3回目の塗装。
- 乾燥終了後、塗装完了。
乾燥時間は、夏期は30~40分、冬期は1~2時間となっております。
手触りが、紙やすりのようにざらついています。
手触りを良くするために、紙やすりで軽く均すことにしました。
紙やすりで塗装面を均す
#600の紙やすりで、あまり表面がつぶれないように軽く均しました。以下は均した後の画像になります。
手触りは滑らかになりましたが、やすりをかけた部分が白っぽくなっていますので、マットクリアで塗装して白っぽさを取るのとともに、粒が落ちないようにコーティングすることにしました。
マットクリアでコーティング
手順は以下の通りになります。- まず、塗装前にやすりがけの痕を洗浄することで脱脂としました。
- マットクリアのスプレー缶を良く振り、塗料をかくはんします。
- 1回目の塗装。
対象物から15~20cm離して吹き付けます。
吹き付ける際は、一度に厚く塗るのではなく、薄く数回に分けて吹き付けます。 - 乾燥させてから、2回目の塗装。
- さらに乾燥させてから、3回目の塗装。
- 乾燥終了後、塗装完了。
乾燥時間は、夏期は40~50分、冬期は1~2時間となっております。
塗装後の感想
プラスチックのシボ加工っぽく仕上がり、手触りもよい感じです。スプレーを長押しするような感じではなく、「シュッ、シュッ」というように短いスパンで吹きかける感じにすると、均等に粒がそろうようです。
まとめた動画
以上、参考にしていただけたら幸いです。
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