2020年1発目の投稿になります。
この季節、寒冷地域では水道の凍結の心配をする必要があります。
ちなみに、私の大学時代の卒業論文のテーマも水道凍結についてでした。
今回は、水道凍結の防止方法について考えていきたいと思います。
水道凍結しやすい条件
水道凍結しやすい条件は、以下の通りとなります。
- 外気温が-4℃以下
- 冬期間に長期間水道を使用しない
- 真冬日が続く
外気温が-4℃以下
水の凝固点は0℃ですが、いったん-4℃まで過冷却を起こしてから、凝固するので-4℃以下になったら注意が必要です。
冬期間に長期間水道を使用しない
旅行等で水道を使用せず、なおかつ、長期間留守にする場合、非常に水道凍結しやすい環境にあります。
真冬日が続く
1日中外気温が氷点下の日のことを真冬日と言いますが、この状態が続くと、非常に水道凍結しやすい環境になります。
凍結防止対策
凍結しやすい条件になった場合に、すべきことは以下のものがあげられます。
- 水道を少量流しておく
- 水道の水を抜く
水道を少量流しておく
水は流れていると凍結しにくいものです。
お風呂などで割りばしの太さ程度の水をチョロチョロ出しましょう。
凍結で断水しても、この水がトイレなどに利用できます。
水道の水を抜く
北海道などの寒冷地域では、水抜きをすることが望ましいです。
寝る前に、水を抜いておけば、水道が凍る確率は減ります。
水道の水抜き方法
- 蛇口をすべて開ける
- 水抜き栓を最後まで開ける
凍結させてしまった場合
万が一、水道を凍結させてしまった場合は以下の方法が有効です。
- 管や蛇口にタオルなどの布をかけ、お湯をかけてください。
熱湯を直にかけると管が破損するおそれがあるので、注意が必要です。 - どうしても手に負えないときは、水道業者に依頼しましょう。
大学時代の研究内容
凍結しない最小の水の流す量について研究していました。
いわゆる、化学工学や機械工学の移動論や流体熱移動の分野になります。
まとめた動画
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ニコニコ動画
以上、参考にしていただければ幸いです。
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