2019年11月11日月曜日

中心性漿液性網脈絡膜症が慢性化して視力が低下したため光線力学的療法を受けた | 日々のメモ帖 by holidaybuggy1980 holidaybuggy1980
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中心性漿液性網脈絡膜症が慢性化して視力が低下したため光線力学的療法を受けた

数年前から、右目の中心性漿液性網脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいもうみゃくらくまくしょう)に悩まされておりまして、処方された薬を飲んで様子を見ておりました。

しかし、裸眼視力0.1、矯正視力0.5まで下がってしまい、このまま薬を飲み続けても回復の見込みがないため、医大病院に紹介状を書いてもらい、光線力学的療法というものを受けてきたので、その時の様子を書いていきたいと思います。

中心性漿液性網脈絡膜症とは

  • 網膜の下から水がもれ出てきて黄斑部に水がたまる病気
  • 30歳~50歳代の働き盛りの男性に多く見られる
  • ほとんどの方が片眼だけに起こる
  • 再発することが多い
  • ストレス性網膜剥離と呼ぶ人もいる

症状

  • 視力低下
  • 物がゆがんで見える
  • 視界の中心、最も見たい部分がはっきりと見えなくなる(中心暗点)

原因

ストレスや喫煙が影響しているのではないかと言われている。

中心性漿液性網脈絡膜症についてまとめた動画

YouTube

ニコニコ動画


行った検査

視力検査

眼底検査

蛍光眼底造影検査

  • 腕の静脈に造影剤を注射し、網膜の血管に流れる様子を時間単位で写真をとり病巣の場所を見つけ出す
  • 加齢黄斑変性の可能性はないのかを確かめるのにも必要らしい

光線力学的療法とは

点滴で特殊な薬剤(「ビズダイン(ベルテポルフィン)」)を注射し、その後に特殊なレーザーを病変部に当てて、水もれの原因となっている脈絡膜の血管に作用することによって水たまりを吸収させる。

治療当日の流れ

  1. 医大病院へ行き、入院の手続きを行う
  2. 病室で待機
  3. 治療前に散瞳用の目薬を差し、瞳孔を開く
  4. 光線力学的療法を行う

治療後の流れ

もっとも注意しなくてはならないことが、「ビズダイン(ベルテポルフィン)」が体内に残っている間に皮膚や眼が日光などの強い光に反応して起きる、光線過敏症(こうせんかびんしょう)で、48時間は薬が残っているため、入院が必要となる。

病室では、カーテンをし、蛍光灯やテレビ以外の日光やハロゲンライト等を浴びないようにする必要があり、トイレ等病室から出る場合は以下の装備が必要になる。
  • 帽子(キャップではなくハット)
  • サングラス(より黒いほうが望ましい)
  • 長袖の服
  • 首に巻くタオル
  • 長ズボン
  • 手袋
  • 靴下(スニーカー用の短いのは不可)
48時間経過すれば退院できるが、退院後も治療後5日間くらいは日中の外出を避けるのが望ましい。

光線力学的療法についてまとめた動画

YouTube

ニコニコ動画



以上、参考になれば幸いです。

本記事は、医師や看護師から聞いたことを基に書いているため、正確なことを知りたい場合は病院に相談することをお勧めします。


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