その場合に、どういう設定をすればよいか、今回説明していきたいと思います。
設定環境
今回は、以下の環境下において、NASに接続する方法を例に挙げて説明していきたいと思います。
- 自宅wi-fiのSSID jitakussid
- NASのIPアドレス 192.168.0.100
- NASのユーザーID hogehoge
- NASのパスワード hogehoge
- マウントしたいNASのフォルダ名 share
- Linux側でマウントするフォルダ /home/share
- Linux側のwi-fiデバイス名 wlan0
/etc/NetworkManager/dispatcher.d/以下にシェルスクリプトを置く
今回は、NetworkManagerの機能を使って、設定していきます。
/etc/NetworkManager/dispatcher.d/以下に、実行したいコマンドを書いたシェルスクリプトを作成します。
シェルスクリプト名をwifi-up-command.shとした場合、ターミナルを起動し、下記のコマンドでテキストエディタを起動して、ファイルを作成します。
$ sudo nano /etc/NetworkManager/dispatcher.d/wifi-up-command.sh
シェルスクリプトを作成
ターミナル上でテキストエディタが起動したら、以下のコードを入力し、保存、終了します。
#!/bin/sh
if [ "$1" == "wlan0" ] && LANG=C nmcli -t -f active,ssid,device d wifi | grep -q "yes:jitakussid:wlan0" ; then
#実行コマンド
mount -t cifs -o username=hogehoge,password=hogehoge //192.168.0.100/share /home/share
fi
なお、別のコマンドを実行したい場合は、#実行コマンドの後の行に、違うコマンドを書くことで可能になります。
シェルスクリプトに実行属性を付与
作成したシェルスクリプトに実行権限を加えるため、下記のコマンドを実行します。
$ sudo chmod +x /etc/NetworkManager/dispatcher.d/wifi-up-command.sh
まとめた動画
YouTubeニコニコ動画
以上、参考にしていただければ幸いです。
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