今回は、二つの二種免許取得体験をもとに、似ている部分と違う部分の比較等を踏まえて書きたいと思います。
なお、今回は中型二種免許およびAT限定普通二種免許には触れません。
二種免許とは
乗客(旅客)を運ぶ目的で、旅客自動車を運転する時に必要となる免許である。
旅客自動車の種類の例
- タクシー
- バス
- ハイヤー
- 民間救急車
適性検査
こちらは普通二種免許、大型二種免許共通です
- 視力 片目0.5以上 両目0.8以上(矯正可)
- 深視力 3回の平均が2cm以内
学科教習時間
こちらは普通二種免許、大型二種免許共通です。
- いずれかの二種免許(大型特殊二種およびけん引二種は除く)を取得している場合
- なし
- 二種免許を取得していない場合
- 普通免許・中型免許・大型免許 19時間
- 大型特殊免許 20時間
- 大型特殊二種免許 9時間
- けん引二種免許 9時間
実技教習時間
- 大型二種免許につきましては、以下をご覧ください
大型二種免許取得時の教習時間
- 普通二種
- 中型免許(8t限定含む)・大型免許 18時間(AT限定は22時間)
- 普通免許 21時間(AT限定は25時間)
- 大型特殊一種および二種免許 46時間(限定は54時間)
仮免許
路上教習に出る場合に必要な仮免許- 大型二種免許
- 大型免許所持者
- それ以外
- 普通二種免許
- 大型特殊一種および二種免許
- それ以外
実技教習課題
- 縦列駐車または方向転換
- 普通二種および大型二種場内検定(卒業検定)で行う課題
- どちらかひとつ
- 鋭角
- 普通二種および大型二種場内検定(卒業検定)で行う課題
- Vの字の逆のようなコースを「切り返し3回以内」で脱出する課題で、脱輪はNGだが車体は出てもOKである。
- 転回
- 普通二種免許路上検定(卒業検定)で行う課題
- いわゆるUターン
- Uターンができない場合は、できる状態になるまで停止して待たなければならないが、駐停車禁止場所に止めてしまうと一発で検定中止となる。
- 隘路(あいろ)
- 大型仮免許取得時(修了検定)で行う課題
- 右折又は左折で進入路(幅6m)からはみ出さないように進入し、止まることなく90度方向を変え、幅3m、長さ12mに引かれた2本のラインの範囲に「切り返し3回以内」で車体を収める課題
- S字走行またはクランク走行
- 大型仮免許取得時(修了検定)で行う課題
- どちらかひとつ
- 路端停止発進
- 大型仮免許取得時(修了検定)で行う課題
- 路端いっぱい(30cm未満)に沿って車体を平行に駐停車させた後、 車体左側後方の安全確認を行い、前方障害物を回避し発進する課題
- オーバーハングに気を付けないといけなく、急ハンドルを切ると後ろが障害物にあたってしまう
卒業検定
- 普通二種および大型二種ともに100点満点中80点以上。
- 80点以下になった時点で検定中止になり、もし、場内で80点以下になったら路上には出れない。
学科試験
- 普通二種および大型二種ともに100点満点中90点以上。
まとめた動画
YouTube
ニコニコ動画
以上、参考にしていただけたら幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿